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正面はどちらを向いているのか。2014.04.17 Thursday
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今年の2月、音楽家のためのWSの後、ブルース先生に個人レッスンを受ける機会があった。
篠笛を吹くときの音楽発表会での上がり、顎が震えることなどをレッスンしてもらいたかったのだが、
ブルース先生は、「グラウンディングすると決める」ということを教えてくださった。
ちょうど足の親指?第一指の中足骨とひざの向きがマイブームだったので、
そのことについて尋ねようとすると、細かいことにはこだわらない、と流された
以前に教わったフォーリング・パターン(グラウンディングするときの方向性)と少し違ったが、
それをただ思う(Thinking)のと、そうすると”決める”というのは私にとってとても大切な要素に思えた。
そのレッスンの後、いろいろと練習したり、フルートの方たちとレッスンをしていて気づいたことがある。
それはどんなアクティビティにも共通するものだが、正面を向く、ということだ。
そのためには、自分の正面がわからなければならない。
多くの人が腕、ひいては手と手首の使い方からか、右か左かに上半身をひねっている状態で前を向いている人が多い。
その上、フルートを吹くとなると、
前に出した左足のつま先は、外を向いているのに、ひざは内にまがり、右足を引いた状態で上半身は右にひねり、頭は左に傾け、右を横目で見るような顔で譜面を見ている・・・。
言葉で表現すると妙ですが、このような感じで、一体どっちを向いているのですか?っていう方がほとんどだと気づいた。
そして、斯く言う私も、そのひとりだ
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本番までのカウントダウン2012.10.14 Sunday
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篠笛を習っている音楽教室の発表会が一週間後となった。
私も初めてステージ上での発表会というものに参加する予定
それに先立ち、内輪の練習会で初めて人前で篠笛を吹くという体験を6月の終わりにしている。その時、自分でも思いがけないことがおこった。
何に緊張したのかはわからないが、顎ががくがくして←ダジャレではない
音が震えた状態のまま、短い2曲を吹く羽目になってしまったのだ。
アレクサンダー・テクニークの教師なのに・・・
首から下は落ち着いていた・・・という感覚はあった。
だけど、顎だけどういうわけか、がくがく・・・。
シャレにならない
アレクサンダー・テクニークって”あがり”に対処できるんじゃないの?
正直言って、その時震える顎を自分ではどうしようもできなかった。
そんな経験もあって、まな板の鯉よろしく自分をさらけ出して、
”あがり”の対処に挑戦しようと今回の発表会参加を決めたのだ。
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舌だけじゃなかった・・・2011.10.01 Saturday
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どうやら舌だけががんばっているわけではないらしい・・・鏡を見ながら練習していると、舌だけではなく舌骨につながる筋群や胸鎖乳突筋、くわえて咬筋などもがんばっているのがわかる。ぜんぶ見て分かったというより、息を強めて吹いている時、ことさら喉周辺がまるでかえるのようにふくらんでいるので、手でいろいろ触れてみて、殊に緊張しているような気がするのがそれらだった。もちろん、もっといろいろ連動しているかもしれない。笛をひとまず置いて、それらの筋に触れながら、なるべくがんばらないように息をはく練習をし、そして息を強める時にさらにがんばりそうになるのをがんばらないようにしてみる。その後、笛を吹くときもそれができるか試してみる。高音を出そうとする = 息の勢いを強める = 必要のない部分が一緒に力んでしまうというつながりを、少しずつ手放していく作業をやって試しているという感じ。そのプロセスは、フルーティストの方とのレッスンでも役立った。
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舌〜、お前か〜!2011.09.29 Thursday
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昨日に続き、高音を出す練習。高音が気持ち良く出る時と、そうでない時の差がわからず、これかな〜という感覚があるような、ないような・・・が続き、今日も鏡を見て吹いていた。鏡に映す自分自身の角度を変えてみた。すると・・・・何やら、喉の辺りがクッとなっているではないかあ〜、篠笛の先生がおっしゃっておられたのは、これか〜と思う。その部分を自分で触れながら、息を吹いてみる。うむむむむ!舌ががんばっている息を強くしようとするのに合わせて、舌ががんばっている舌くん、きみががんばるのは何か助けになっているのかい?息を強くするとき、舌ががんばるのを極力やめてみる。
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高い音を出す2011.09.27 Tuesday
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高音の練習・・・手孔は変えず、息の向きと強さなどを変える必要がある。最初は、笛そのものの向きを変えて、息の向きを調節しようとした。すると、先生は息の向きを変えて高音を出す方がよい、と教えてくださった。唇の形やアゴをわずかに後ろに引きながら息の向きを変えようとしてみる。うーん、注意を向けても一体どうなっているのかいまいちわかりづらいこれが管楽器の方々の話しているアンブシャアか〜と思う。どうやって練習しようかなぁと試行錯誤してみる。はっきりと口角をあげるような感覚があればそれはかなり力み過ぎているようだ。もともと私の習慣として、アゴを引き過ぎ、口角下制筋やオトガイ筋ががんばっている。それをやめるためには、私の場合まず少し上を向くようにアゴを前に出す。すると、アゴの奥行きを感じやすくなるので、自然に口角は実質後ろに引かれる形になり、口角下制筋が自然にやめられる。それから、トップジョイントから前に上に〜という方向性を思う。鼻から自然に息が入ってくる。その状態から、音がでるのに必要な息の量を使って吹き始める。すると、ほとんど唇で何かしているというような感覚はなく気持ちよく音は出るがしかし、高音を出すために”しようとしていること”の手がかりになるような感覚は、おのずと少なめになるので、
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わかりやすいヤツ2011.09.06 Tuesday
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午前中、篠笛レッスンでのこと失敗して慌てて吹き始めると息が続かなくなる・・・一番最初は、たっぷり息が吸えるので力強く大きな音で、だんだんちょうど良くなって、息がたりなくなったら弱々しくなる・・・手孔をふさぐ手が、左右のバランスが極端に変わる時、音がぶれる・・・連続で吹く音の印をみると、急いでしまう・・・なんだか絵に描いたようなエンドゲイナーな私に気づくなんちゅうわかりやすいヤツなんだ
と自分突っ込みが始まる・・・
がしかーし
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息が続くかいなか2011.08.26 Friday
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息が続かないかもって心配をしない、音階を目で追うのではなく、音楽の流れを大切にする、肚に注意が向くように、とか息を続かせるために?いろいろと試してみた。首は楽で〜、頭が前に上に〜、というお定まりのミーンズでは、息が続くかいなかの課題には私は対処しきれないようだった。そこで”密息”についての書籍を図書館で借りてきた。尺八奏者が書いていること、”和”のテイストが感じられ興味を持って読んでみた。ところが、”骨盤を後ろに倒す”という説明がどうも納得いかず、斜め読みしかできなかった先日の篠笛レッスンの時、先生から「息を吸ってすぐ吹くのではなく、一瞬ためて、それから吹いて」というアドバイスをいただいた。その時の私の身体の感じと、”密息”についての記述からピンときた
ことがある。
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マインド(思考)と身体は切り離せない2011.07.26 Tuesday
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篠笛を始めて早4ヶ月が過ぎようとしている。まだまだ、新しいことを少しずつやっている段階なので楽しい。家での練習は5分と続いてない?!ことも、全くやらない日が続いたりもしていた。しんどい、と思うとやめ、吹きたいと思えば吹く、というような気ままな練習をしていたからだ。以前よりは、息は続くようになったと思うがまだまだ安定しない。篠笛の楽譜は縦書き、縦のラインは好きなだけのばしてよかったりする。西洋音楽より自由な間の取り方は日本的な気がして性に合う。一行は、基本的に一息で吹く。前回のレッスンで先生に、「行の後半が重たくなっている。」とご指摘を受けたので、そこに注意をして吹いてみると、スゴく楽だった。その後、家で吹いているとき『んんっ?!』と気づいたことがあった。もしかして、『息が続かなくなるかもしれない』と考えることそのものが、息を続かなくさせる”使い方”つまりは”誤用(ミスユース)”をまねいているのではないか?そこで、『息が続かなくなるかも』と思うことをやめてみた。
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吹く事と舌2011.05.02 Monday
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一昨日、アレクサンダー・テクニークを一緒に学んだ友人とワークexchangeを行った際、舌についての気づきがあった今までは、目覚めた時”舌先を上の前歯裏側に押し付けている”ことや舌そのものがよく緊張していることには気づいていたが、自分の癖とのつながりがあまりはっきりしていなかった。つまり、自分で触れて、あるいはワークを受けて一時的には緊張を手放せても、舌を緊張させる癖の根本には気づけていなかった。どのように自分を使っているから、舌が緊張するのかってことがわからなかったわけだ。が、ワークを受けて舌のおさまり具合が変わった時、自分が話している時の舌の使い方と頭を後ろに下にpull downさせる動きのつながり、に対する発見があったそして、今日篠笛を吹いている時、篠笛レッスンで教えていただいた”ほ”と言う口の形をした時の舌の様子が、それに似ている事に気づいたそのような舌の様子の時は、頭の背骨への乗っかり具合も快適なので、呼吸もしやすい。すると当然のように、息のコントロールもしやすく、肺活量を増やす努力をしなくても、簡単に一息で吹ける長さが長くなる。息が苦しくなると、腕にも力が入ってきてしまう。だが、自分の息と動きを合わせられたら、これほど楽で落ち着いていられる事はないなぁと思った
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吹くこととのどを絞めること2011.04.22 Friday
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今日は、体験レッスンから数えて3回目のレッスン。前回は、立ち方、構え方を教わった後、3つの音の出し方を学んだ今回、最初の音を連続で出す時、先生からのどを絞めたようなクッという音が混ざっている、とご指摘いただいた歌うときも、もちろん話している時ものどを絞める癖があることは、アレクサンダー・テクニークを学ぶ中でなんとなくそうなんだろうなぁと思っていた。けれど、痛くならないし、あまり気にしていなかった。レッスンでワークしていると、自分の声が通りがよくなるので、生徒さんに助けられているなぁと感謝の気持ちを感じつつ、ということは普段・・・
だろうなぁと予測はしていた。
だが、話したりしている最中での自覚があまりなかった。吹いている時、のどを締めるのをやめるためにいただいたアドバイスの表現の中で、”裏声を出しているときのように”というのが私にとってな〜るほど、だったこれに気をつけて”吹く”練習をしていたら、結果としてのどを絞める感じがつかめるのでは、と嬉しくなってきた。でも、・・・
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