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『肝気横逆』という考えからの発見2011.03.31 Thursday
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最近、だるまんの陰陽五行にはまっている。きっかけは、twitterで友人がつぶやいていただるまんブログの記事を読んでからだった。放射能についての目からウロコの考え方について書かれていた。陰陽道とか五行説とか、いままで聞かなかったわけではない。ただそれらは、私にとって女性誌の占い特集の記事のように”読むのが面倒”なものだった。安倍晴明はカッコいい。でも、私には複雑すぎて無理って感じだったりもした。しかし、歯科医師でもある”だるまん”こと堀内信隆さんの語る陰陽五行説は、私にも”わかる気がする””使えそう””理解できるかも”ってところが魅力だ。そして、もしかしてアレクサンダー・テクニークのワークにも活かせるのではないか?というあわい期待も持っている。自然の中の一部としての私たちの身体、思考というエネルギーや見えないものも含めて縦横無尽に語るその語り口、何より素晴らしいと思ったのが”正解がない”ってこと。見方によって、視点によって、どんどんその意味合いが変わってくる、変化し続ける。さっそく、既刊の”だるまんの陰陽五行”3冊を手に入れた。3冊ともざっと読んで、今ふたたびNO.1『木』の章 ココロの不思議を測るの巻を読み返していた。その中で、記事タイトルの「肝気横逆」のところを読んだ時、ちょっと面白い発見があったのでブログに書いとこうって思い立った。「肝気横逆(かんきおうぎゃく)」とは、東洋医学的に、オーバーワークに陥った肝臓がその仕事量ゆえに体の血液を要求し、隣の胃の血液まで奪ってしまう、ことをいうらしい。そのため、胃液にさらされた胃壁に穴があくのが胃潰瘍ということだ。これをだるまんの陰陽五行説では、「思い煩う」ことによって起きる疾患として「胃潰瘍」がある。これだけ見ると確かに「胃」は「土」の配当なので「思」は「土」ということになるが、その背後にストレスという精神的負担ゆえにオーバーワークになった肝の働きが隠れていることは見逃せない。肝は「木」の配当であり、「想念」そのもの、つまり「思い」というエネルギーが「木」の配当にあたることはおわかりになると思う、とのこと。ところで、私は生まれた日からでいうと「木」になる。最近、ことに右の前腕や人差し指それにつながる頭と首の関係、右股関節、右足首などの変化に注目している。その辺りの自分の習慣にやっと自分であ〜と気づける瞬間が増えたからだ。今までは、過去2度故障した左膝のせいだと思っていた。けれど、「木」は”思い”のエネルギー、気が上に行くという部分は、エニアグラムでいう”思考タイプ”であることにもつながるのだが、それでもし”肝がオーバーワーク”になっているとしたら、と自分で自分の肝臓あたりに触れてみた。ワークしてみようというつもりでなかったのだが、なんとずーっと取り組んできた右足首、かかとの方向性がふっと変わるではないか注意を向けてみると、そこから自分の右前腕/指からの首などへのつながりなどが感じられるではないかしばらくマイブームは続きそうだ
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