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動きと安定性2012.11.23 Friday
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ブルース・ファートマン先生のWS(11月17日・18日)にアシスタントとして参加してきました。 盛りだくさんな内容の中で、私が特に面白かった、と感じたことを書きとめておきたいと思います。
以下は、私が学んだ内容の私なりの解釈です。
私は、ブルース先生の東京SUBWAYなどの電車ものが好きみたいです。
17日もブルースが丁寧に、面白いイメージを使って参加者の方々に
”動き”と”安定性”の関係について教えようとしていました。
そして流れの中で、電車の中でのシーンになりました。
もし、電車が急ブレーキをかけたら、どうなるか・・・実験です。
最初は、サポートが何もなく互いにもたれあっている感じ・・・・
急ブレーキがかかると(実際にはその状況を再現して片側から誰かが押す)、
なだれがおきたように反対側にながされました。
次は、ちゃんとじぶんを支えようとがんばって固まっている感じ・・・・
するとびっくり!
先ほどと同じことなのに、衝撃が突然すぎてサポートがない時より反って不安定さが
増したように感じた!!!
そして、ブルースのお気に入り、動きのあるサポートされたバージョンをやってみると・・・
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発表会の”あがり”を経験して考えたこと2012.11.22 Thursday
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発表会での”あがり”を通して、いろいろなことを考えさせられた。発表会までは、
アゴの緊張は、実は舌が緊張しているのではないか?だが、舌の緊張、アゴの緊張を直接なんとかしようとすると、上手くいかない。
数日前の練習のとき、腕の方向性を思い、背中がひろがると結果としてそれがミーンズウェアバイとなり、楽にふけることが分かった。
しかし、それを再現しようとすると、あまりできる気がしない。
地に足がつく、宇宙の中心とつながり、地球の中心とつながっている感じ・・・わるくない。だが、吹き始めるとそれらが保たれていないことがわかる。再現できなければ、できる気がしない。練習の時に再現できないものを、本番で出来るのか?
などと考えた。そして・・・
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本番での”あがり”について考える2012.10.22 Monday
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アレクサンダー・テクニークは、いわゆる”あがり”にも有効であると言われる。
私自身はまだ、上がる場面でアレクサンダー・テクニークを使えた経験はない。
そもそも緊張しないのか、人前で話をしたりすること、普段初対面の人と会っても、特に緊張を感じたことのないタイプだ。
それなのに、なぜ人前で篠笛を吹こうとすると緊張するのか?!
〜技術面での自信のなさ〜
たしかに、確実にできるという自信があれば、緊張する必要はないように思う。
少し手に余るくらいの曲でもあるし、高音が出たり出なかったりする理由も把握できていない。
つまり、何かあったときに対処できる自信もない(自分のコントロール下にない)。
そりゃー、不安だ。
〜人前で恥をかきたくない〜
音がでなくなる、音がふるえる、うわずる・・・。
他者からどう評価されるか、それは恐いことだ。
なぜ、恐い?
どう思われてもかまわない、とうそぶきながらも”他人からの承認”を求めている自分がいるのだろうか?
〜アレクサンダー・テクニークの教師としての実力のなさを露呈してしまうのでは?!〜
これが一番恐ろしいのだろうか?
自分の使えてもいないものを他者に教えられるのか???
と私自身がそういう判断基準を持っているので、同じものさしで自分をはかってしまう(ジャッジしてしまう)
本番の一週間前には、このように悠長に分析していた・・・が、
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ブルース先生から教わった動きから学んだこと2012.02.18 Saturday
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来月、福山に来られるブルース・ファートマン先生私にとって、アレクサンダー・テクニークを学ぶキッカケとなった先生ブルース先生がアレクサンダー・テクニークを通してみせてくれた世界観に感動したことが、今のAT教師としての自分を存在させているし、そして今も目指す方向性に多大なヒントを与えてくれる先生ブルース先生は、アレクサンダー・テクニークにとどまらず、最近はPeaceful body schoolも主宰され、指導に当たっておられる。何がアレクサンダー・テクニークで、どこからがPeaceful bodyなのかなんてことはさておき、ブルース先生が私たちにアレクサンダー・テクニークでいう所の”方向性(direction)”を教えるために?か、教えてくださった動きがある。それらはたくさんあるし、Peaceful bodyの中でも活かされ、どんどん進化変化していくのだが、その1つに両腕を1〜5までの段階にわけて、上げたり下げたりする動きがある。一見なんの変哲もない、体操のようなこの動き、今年の1月にセラピストの方達とのWSでブルース先生から改めて学んでから、最近の私のマイブームである
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方向性と抑制2012.01.15 Sunday
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アレクサンダー・テクニークでは、方向性(ディレクション)と抑制(インヒビション)を学んでいただく必要がある。しかし、この方向性をただ思うthinking、というのを伝えるのはなかなか難しい。それがわからなければ、抑制はただの抑圧?になってしまう。ブルースの大阪WSで、彼が得意とするフォーリングパターンとライジングパターンが独特の方法で教えられていた。私もこれまで何度も、様々な方法で、あるいはブルースから学んだ先生にこの方法を教わってきた。だが、これを自分のレッスンに活かすことがなかなか出来ずにいた。フォーリングパターンは比較的使いやすいが、ライジングパターンは自分自身ピンときていなかったのだろう。今回改めて、大阪WSで学んだことを、翌日からのグループレッスンや個人レッスンの中に取り入れてみた。すると、じぶん自身全体がわかる!とか、思うだけで動きが起こるのがわかる!とか、抑圧と抑制の違いがなんとなくわかった!というフィードバックをいただけた私も生徒さんたちのフィードバックを聞きながら、そうか、こんな風にインヒビションを教えるのに使えるんだ〜、じぶん自身全体、っていうのも教えられるんだ〜、思うだけってこんなことってことを学んでいただけるんだ〜、と発見の連続で面白くもあり、楽しくもあったもちろん、中にはそれが何か?って反応もありつつ・・・
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先生ではなく、生徒2012.01.13 Friday
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先週末の3連休、大阪で開催されたワークショップ『セラピストのためのアレクサンダー・テクニーク』に、アシスタント教師として参加してきた。集まったセラピストの方々の学ぶ姿に、たくさんの刺激を受け、感動して帰ってきた。ワークショップ前日のクラスで、生徒の責任(responsibility)が話題になったが、本当にresponseするabilityの高い人たちで、彼らのフィードバックから教えていただいたことがたくさんあった。ご自分の身体のユースの変化がそのまま患者さんたちに伝わることを知ると、「患者さんにしんどい思いをさせてきたのかもしれない」と、ご自分の身体の心配より、やはり患者さんたちを気づかう言葉すでに持っておられるスキルやテクニックで、日々患者さんたちをサポートされておられるにもかかわらず、より患者さんたちをサポートできるようになるために新しい何かを求めて、学ぼうとされる姿
、その中で出てくる質問や感想など。
ブルース先生が、「私は自分を先生だと思ったことは一度もない」とワークショップの最初におっしゃったこと、正直「カッコ良すぎる〜!」と感じていた。たとえクラスをリードしていても、自分も共に学んでいる生徒と同じ、とおっしゃるブルース先生のおっしゃる意味が少し分かりかけてきたかもしれない本当にたくさんのことを、参加者の方々から学べる、教えていただいている、と思うただ、私が教えている時に生徒さんたちにそういう場を提供できるまでには、もうしばらく道のりが必要かな〜あっ、すでに”教えている時に”になっとるな〜
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NOと言えるかどうか2011.07.19 Tuesday
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先週のグループレッスンでのこと、
2人組になっていただき、最初に”反対意見を言う”というのをやってみた。
A:「○○パンが好きです。」
B:「○○パンが好きなんですね。私は△△パンが好きです。」と
セリフを決めて行いました。
こんな簡単なことですら、相手と違う意見を言うということに私たちは抵抗を覚えてしまいます。そして、不必要な緊張パターンが現れる、そのことについてレッスンしてみようと私は考えていた。
しかし、ある方が「こんなことは簡単に言える〜♪」と。しかし、充分にパターンは出ていたのですが、あえて「では、どんなことが大変ですか?」という質問すると、相手の要求(少し理不尽な)にNOと言う、というもの。
本心では断りたいのに、相手の反応を恐れてNOと言いづらい、というシチュエーション。
中には、そんなこと言うのは平気という方もいらっしゃったが、内容が具体的で面白かったので、じゃあそれでやってみましょう、ということに。
先ほどのAさん、Bさんで要求する側と断る側になってやってみた。すると見事に各々の緊張パターンが現れる。
最初に、ご自分を観察していただき、何に気づかれたかを尋ねる。
ハンズ・オン・ワークをした後、もう一度同じことをやってみる。けっこう皆にとって難しいようだった。
そこで、お1人ずつハンズオンワークとともにNOという役割をやってみてもらった。そうするとやっと少し違いがわかっていただけたようだった。
このレッスンを通して、思ったことがある。
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フィードバックの中から2011.07.03 Sunday
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先週、地元の社会福祉協議会主催で音楽療法にたずさわる方々を対象とした研修会でアレクサンダー・テクニークを教える機会をいただいた。事前に打ち合わせで担当者の方たちには体験していただいていたが、アレクサンダー・テクニークは、聞いたことはある、または全く知らないという参加者たちだった。この会を企画してくださった音楽療法士さんは、アレクサンダー・テクニークについてと、コミュニケーションにどう活かせるか、ということについて内容に盛り込まれることを希望してくださった。ボディ・マッピング的な内容は、リビング・イン・ア・ボディのゲームを使った。「思う」こと(考え/アイディア)と「からだ」のつながり、また「からだ」が自分の声や呼吸、さらには他者にどんな影響を与えるか、ということについて面白い体験をしていただけたのではないか、と思っている。教えていて、自分自身が一番面白かったのは、最後に「挨拶をする」というアクティビティだった。参加者は、ちょうど偶数だったので、ペアになっていただき、一度に「おはようございます」と相手の方に挨拶する、というのをやってみた。
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やっぱり骨(コツ)だなぁ2011.06.27 Monday
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少し前から腰椎のカーブ&股関節がマイブームボディ・マッピングでいうと腰椎が思っているより前というか、ほぼ身体の中央にあって・・・とか、 股関節はこの辺りですよ〜といくら思ってもらっても、どうしても一時的になる。骨盤の一部、坐骨まわりや恥骨まわりから下肢の骨、けい骨や腓骨に大腿骨をまたいでつながっている強力で長い筋肉たち・・・。「これって骨じゃないんですか?こんなに固いんだから骨でしょ?!」と生徒さん「これは骨じゃありませんよ〜」と私。でも待てよ、これって一理あるんじゃないのつまり、その筋肉たち、強い腱の部分も含めて骨の代わりに身体を支えようとしてくれているってことですよね。ということは・・・、
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りありてぃ〜 ちゃりてぃ〜 in NATTY VOL.22011.06.02 Thursday
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4月12日に行われた りありてぃ ちゃりてぃ in NATTYに引き続き、今週日曜日6月5日にりありてぃ〜 ちゃりてぃ〜 in NATTY VOL.2が開催されます前回は、スペースの関係でライダウンワークの体験会にさせていただきましたが、今回は、ヨガスペースを使わせていただけるということで、以下のようなスケジュールでアレクサンダー・テクニークWSを開催いたします。10:30〜12:00 〜頭と首/背骨の関係とプライマリー・コントロール〜13:00〜14:30 〜グラウンディング/地に足をつける〜16:00以降も続くかもってことなので、WS以降は、個人レッスン(30分程度)を随時受け付けることになるかも?!臨機応変にその場の状況に応じて対応していく予定です
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